ナヲちゃん。だから君は・・・、バカなんだよー!!

また自分を出せなかった・・・。

俺の相方も、何人か参加したごく一部にしか自分を出すことが出来なかった。
俺に至っては、これで何度目だ?
いい加減、見切りをつけられるだろう。

だからこそ、今度は俺と相方、二人だけで参戦する。

そして、全てを出してやる…!
怒られてもいい。殴られてもいい。泣かされてもいい。何を言われたっていい。

自分を出したら、何か変えられるかもしれない。

そんな期待を込めて二人は夏にまた長瀬駅へ降りる。